2005年12月24日
トーノZEROアニメ感想トランスフォーマー ギャラクシーフォース total 3550 count

なんとデモリッシャーまで駆けつける(午前)8時だよ全員集合状態!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第51話「ギャラクシーコンボイVSマスターガルバトロン 最終決戦!」

あらすじ §

 グランドブラックホール事件の後遺症は、惑星アニマトロスを元の位置に戻せばすべて解消という状況になります。

 アニマトロスには、宇宙船ノアのエンジンを付けて移動させることになります。

 夢の中のスーパースタースクリームに、これで終わりかと言われたマスターガルバトロンはたった一人で戦う気になります。

 マスターガルバトロンは、エンジンを壊し、ギャラクシーコンボイに戦いを挑みます。

 アニマトロスはセイバートロン星(すべてが終わってプライマスは元の姿に戻った)への衝突コースに乗ります。

 ギャラクシーコンボイは1対1で戦うことを決め、他の者達はアニマトロスに向かいます。

 サイバトロンもデストロンも関係なく、みなが協力してアニマトロスを救います。

 ベクタープライムの遺品である剣で、ギャラクシーコンボイはマスターガルバトロンを倒します。

感想 §

 1対1の戦い。

 ギャラクシーコンボイが、あえてマスターガルバトロンとの戦いを1対1でやろうとしたのか、その心情は何となく分かるような気がします。

 おそらく、この時点でのマスターガルバトロンの勝ち目は事実上ゼロです。ここでマスターガルバトロンがいくら暴れようとも、単に不幸が増えるだけで、彼が野望を成し遂げる可能性はほとんどありません。

 であればこそ、彼が納得するように引導を渡すためには、ギャラクシーコンボイが一人で戦って倒すしかなかったのでしょう。

 それはさておき。

 本作のヒロインとなるローリの相手役は誰か、という決着が付いてしまったようですね。

 最後に再会を約束した相手はフレイムコンボイ……。やはり優等生よりも不良の方がもてるのでしょうか? ニトロコンボイも不良っぽいところがありますが、やはりフレイムコンボイの方が一枚上手だったようですね。(そういえば、前にローリに乗りこなされてしまったことがあるソニックボンバーも命令違反の常習犯で不良っぽい)

 ちなみに、優等生っぽいライブコンボイは、ローリから気に掛けられる状況は全く無し。

 今回、いちばん良かったのはデモリッシャーも来た、というシーンです。サイバトロンに絶望してデストロンに行ってはみたものの、そこもダメダメと分かって絶望して帰って行った男です。それが、こうして駆けつけてくれるというのは、良い話だと思います。本当に敵味方関係なく全員集合という感じですね。

 映像的には、マスターガルバトロンとギャラクシーコンボイの戦いに見られるピカピカのロマン、汚しのロマンが良いですね。アニメでよくあるつまらない3DCG表現は、この2つのロマンに対する無理解から生じます。輝きもなければ汚れもないメカを描いても、面白くも何ともないですね。

 CM後の挨拶は、ホップと子供達。しかし、

ホップ「来週も」

子供達「見てね」

 と来た後で、「でございます」と付け加えてしまうホップが可愛いですね。

今回の一言 §

 惑星にエンジンを付けて動かすというのは、往年の邦画「妖星ゴラス」ですね。

 今時、これほど無茶なことは普通の映画ではやらないと思いますが、さすが惑星がトランスフォームするぐらい無茶がまかり通るギャラクシーフォースなら可能ということですね。

 ちなみに、この感想文のタイトルの8時とは、放送開始時刻を意味します。